行政・制度

ベトナム保健省、医療機器の価格管理を強化 全国データベースと集中調達を整備へ

ベトナム保健省は、医療機器を製品のライフサイクル全体で管理する方針を示した。医薬品は、集中調達と価格交渉の対象を広げる。

保健省のヴー・マイン・ハ常任次官(Thứ trưởng Thường trực Vũ Mạnh Hà)は、関連法の改正案を2026年10月の国会第2回会期に提出する予定だと述べた。対象には医療検査・治療法(Luật Khám bệnh, chữa bệnh)第113条が含まれる。

背景にあるのは、2026年7月に発覚した、ベトミー医療投資株式会社(Công ty Cổ phần Đầu tư Y tế Việt Mỹ)による、輸入医療機器・医薬品の価格つり上げ事件だ。警察当局は9人を刑事訴追し、26万1,000米ドルと118億ドンを回収した。

現行制度では、医療機器は政令98/2021/NĐ-CPにより、リスクに応じてA〜Dの4区分に分けられる。A・Bは企業が自己公表し、C・Dは保健省が流通番号を交付する。機器全体に適用される国の価格決定制度はなく、価格法、入札法、税関・税制などで管理している。輸入時の申告価格が正しいかどうかは、輸入者の責任とされる。

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